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フラガールに魅了されて! 一年中楽しめる常夏リゾート

旅行

2024/01/19

いますぐハワイに行けなくても、日本にいながら南国気分に浸りたい。そんなあなたに、ハワイ感満点=“ハワイジェニック”なスポット「スパリゾートハワイアンズ」(福島県いわき市)をご紹介。

ライター
取材・文/牧岡幸代 写真/柏原真己
エリア
福島県

大興奮間違いなしのフラガールショー

スパリゾートハワイアンズ」は、1966(昭和41)年に、福島県いわき市に「常磐(じょうばん)ハワイアンセンター」として開業した。以来、“もっとも身近なハワイ”としてその歴史を刻み続けている。山間の広い敷地に、プール、温浴施設、ホテルなどが立ち並んでいて、一度の滞在では遊びきれないほどだ。

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スパリゾートハワイアンズといえば、フラガールのショー(冒頭写真)を思い浮かべる人が多いだろう。ショーは、メイン施設「ウォーターパーク」(写真)のビーチシアターで毎日開催されている。

夜の部、「ポリネシアン・グランドステージ」を観賞した。開演が近づくにつれて徐々に客席が埋まっていき、いよいよショーが始まる。
オープニングの太鼓が鳴り響くと、観客のまなざしが一斉にステージに注がれる。圧巻のファイヤーナイフダンス(写真)で観客の心をつかむと、華やかに舞うフラダンスへ。客席に向けて惜しみなく注がれるダンサーの笑顔、次々と変化する衣装と照明、生バンドが演奏する音楽……。ステージを構成する要素はどれも完成度が高い。
人々を惹きつけるショーを見終わるころには、フラガールこそが、スパリゾートハワイアンズをほかとは違う唯一無二のテーマパークにしていることを確信していた。

ハワイテイストに包まれ 料理と温泉を満喫

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スパリゾートハワイアンズに4つある宿泊施設のなかから、2012年にオープンした「モノリスタワー」に宿泊した。

館内には、バニヤンツリーのオブジェや、ハワイ誕生の物語をモチーフにしたレリーフが飾られ、気分を盛りあげてくれる。
客室は、スタンダードルームでも約40平方メートルと広々。

部屋の造りは多彩で、琉球畳の小上がりの付いた「ハワイアンジャパネスクルーム」(写真)、高床のフローリングが付いた「ハワイアンオリジナルルーム」、最大6人がステイできるロフト付きの「ファミリーロフトルーム」などがあり、家族連れからカップルまで幅広く人気がある。

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夕食はホテル内のレストラン「ネシア」(写真)で「フレンチポリネシアンブッフェ」を。蒸す、焼くなどシンプルな調理方法で素材のうまみを引き出すポリネシア料理に、フレンチの技を融合させた、見た目もきれいな創作料理が並ぶ。

スパリゾートハワイアンズのもうひとつの魅力は温泉だ。いわき湯本温泉は、有馬温泉(兵庫県)、道後温泉(愛媛県)などと並び、日本でもっとも古い温泉のひとつに数えられる名湯。モノリスタワーの大浴場は加水・加温なしの源泉かけ流しで、泉質は硫黄泉。血流を改善してくれる効果があり、日々の疲れをいやしてくれる。

ハワイグッズも揃う 充実のショッピング

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スパリゾートハワイアンズにいくつかあるショップのなかでも、もっとも大きいのが「ハワイアンズマーケット」。ウォーターパークのエントランス館1階にあり、オリジナルグッズから、ハワイ直輸入の雑貨やお菓子、地元福島の特産品や地酒まで幅広い品揃えでおみやげ選びの期待に応えてくれる。おすすめは、スパリゾートハワイアンズオリジナルパッケージの「マカダミアナッツチョコ」(1580円)。フラガールのオフィシャルグッズコーナーもあるので、ショーに魅せられた人はぜひチェックしてみよう。

大人も子どもも共に遊べるウォーターパーク、疲れたらゆったりとくつろげる温泉エリアや大浴場、そしてスパリゾートハワイアンズのハイライトともいえるフラガールのダンスショー。スパリゾートハワイアンズにはカップルやグループ旅行、三世代家族旅行など、幅広い世代が満足できるおもてなしがいっぱいだ。気取らずに心からくつろげる身近なハワイへ、思い立ったらすぐ出かけてみたい。

【Topic】夜は“ハワイの山”に泊まる!新登場のグランピングに注目

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2021年、「スパリゾートハワイアンズ」から車で約5分のところにグランピング施設「マウナヴィレッジ」が誕生した。「マウナ」とはハワイの言葉で山を意味する。周囲を緑に囲まれた、なだらかな芝生の斜面に、18棟のテントと3棟のウッドキャビンが並んでいる。

イギリス製のテントはフォトジェニックで、自然を身近に感じられる開放感が魅力だ。宿泊プランには夕食として福島県産の肉や野菜のバーベキューが付いている。秋から冬の夜は焚き火や、天候がよければ満天の星を見ながら過ごすのもいい。

※本記事は、『J-B Style2023年冬号』(P50~53)を転載しています。

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